アンティーク時計の色合いは、長い年月によって培われた色です。

時計のバンドや装飾用の金具をお作りさせていただく際、できる限り合わせる時計の色合いに合わせますが、まったく同じ色にはなりません。

それほど気になるものではない場合もありますし、肉眼でも少しわかる程度のものですが、着けていただくと時計と同化してしまう程度の誤差です。

アンティーク時計の色合いは、長い年月によって培われたもので、まったく同じ色を出すことはできません。

時計が１４金でできているからといって、同じく１４金の材料やメッキを使ったとしても色合いは違います。

一般のメッキを使用すると黄色すぎる色合いになりますので、当店ではアンティークに合うように黄色を抑えた色合いでのメッキも可能です。

またローズゴールドやピンクゴールドでは、金に混ぜられている銅の特徴により赤みのある色合いになりますが、メッキ当初は明るい色合いであるものの、数か月後には銅が表面に出るため、より赤みを帯びた色合いになりその色で落ち着きます。

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当店で作らせていただいたバンドや金具は、素材によって金無垢やプラチナを使う場合もあれば、ご予算に合わせてメッキをさせていただく場合もあります。

ご使用によってメッキが取れてしまった・表面に傷が付いてしまった・切れてしまった・長さを伸ばしたくなったなど、修理や細かな補修も対応させていただきます。

貴金属で作らせていただくため、指輪などと同じように毎日のご使用によって傷が付くこともよくあることです。

指輪同様、傷や汚れが目立つようになったら新品仕上げサービスもさせていただきます。

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昔に作られたデザインの良いバンドと、同じデザインのものを作って欲しいというご依頼がありますが、基本的には古いバンドを補修させていただいたり、メッキをかけて直すほうが費用的には安くつく場合が多いと言えます。

その当時、数千円で売られていたものだと、「売られていた値段が安い＝安く作れるもの」と思われがちですが、それはその当時に金型の原型などを作って量産されたもので、１つひとつの費用が安く抑えられているために、その値段で販売することが可能だったものです。

まったく同じものを１から手作りするとなると、どんなシンプルなものであっても、１つひとつの部品を作り上げたり、場合によってはそのために金型を作るところからはじめなければなりませんので、数万円単位の製作費がかかります。

メッキの剥げ・留め金の壊れ・宝石が取れてしまったなど、中には補修のできないものもありますが、補修が可能なものは修理いたしますのでご相談ください。

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現在は、革製のベルトのオーダーメイドは承っておりません。

シルバー・ゴールド・プラチナなどの貴金属加工技術を元に、金属製のバンドや革のベルトと時計を繋ぐための金具や留め具の製作を行っています。

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壊れてしまって修理ができない時計、それでも思い入れがあって捨てられない時計もあります。

当店では、そんな壊れてしまったものの捨てることができない時計の再利用方法として、ジュエリーとして加工させていただくことをご提案しています。

時計の機械やケース加工して、もしくは時計そのものを利用して、ネックレスやブレスレット、男性ならカフスボタンなどに作り替えることが可能です。

時計の全てを使うこともできますし、文字盤と針だけ・機械だけなど、時計の一部分を使って作ることもできます。

ただ他店で修理を断られた時計であっても、修理ができることもありますので、もし時計として直るものなら、時計として使いたいという旨をお知らせいただければ、時計をお預かりした際に、改めて修理ができる可能性がないかどうか確認をさせていただきます。

修理ができない原因となっている部分やブランド・年式や機械にもよりますが、修理のみをご希望の場合は、当店の姉妹店・アンティーク時計修理工房 時計ワークスまで修理についてお問い合わせください。

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時計に合わせて全て「一からお作りします」ので、基本的には簡単なものでも１ヶ月ほどかかります。

お作りさせていただく際には、デザインの打ち合わせ・素材選びなどに２週間ほどかかりますし、また製作日数として短くとも１ヶ月ほどいただいています。

込み入った作りともなれば、打ち合わせや製作工程の決定、金型製作などで何か月も必要となることもあります。

他のお客様のご依頼との兼ね合いもありますので、製作にかかる日数を短くすることはできません。

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アンティーク時計に合わせていただく時計バンドや装飾金具は、時計のサイズやデザイン、バンドを通す穴のサイズや形が全て違うため、出来上がった状態での販売はさせていただいておりません。

大量生産されている時計のように、形が統一されているものであれば作り置きもできますが、ご依頼いただく商品が全て違うため、すべてそれぞれの時計に合わせてお作りしています。

サンプルでご覧いただける商品はありますが、商品として販売させていただけるものはありません。

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全てのご相談とご依頼は、お電話とメールでお伺いしています。

デザインについては全てメールでお送りしますので、窓口でのご相談は承っておりません。

図面によるデザインや詳しいサイズのご案内などをさせていただき、メールやお電話で内容の確認やフォローアップをさせていただきます。

実際の店舗を訪れていただく以上の対応ができるよう、お問い合わせいただいて、ご安心いただける・お任せいただけるよう努めております。

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もちろんご予算内でお作り致しますが、作らせていただく商品によって、ある程度の費用は決まっています。

例えば、少しご予算が足りないような場合には、素材に金ではなく地金の安いシルバーを使わせていただいたり、宝石の等級を落としたりして、ご予算に合わせることは喜んでお手伝いをさせていただきます。

ただ加工賃や材料費については、当店の決まりがありますので、１０万円の商品を５万円でお作りするようなことはできません。

基本的な流れとしましては、デザインが決まりベースとなる貴金属が決まれば、正式なお見積りをお渡しいたします。

正式なお見積りをお渡し、お支払いをいただいたあとは料金は変わりません。

金など高級貴金属は、突然の価格の上昇などもありますが、お見積り時の料金を順守いたしますので追加料金は発生いたしません。

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ホームページに紹介させていただいているものは、当店でよく加工させていただくもののサンプルです。

もしそれ以外に、ご希望の形やデザイン、このような用途に利用したい・このような取り付け方法が良いなど、ご希望がございましたら、ご希望に合わせた商品を作らせていただきます。

基本的に貴金属であれば、素材はプラチナから宝石も最高級のものまで厳選して使用させていただくこともできます。

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