アンティーク時計の色合いは、長い年月によって培われた色です。
時計のバンドや装飾用の金具をお作りさせていただく際、できる限り合わせる時計の色合いに合わせますが、まったく同じ色にはなりません。
それほど気になるものではない場合もありますし、肉眼でも少しわかる程度のものですが、着けていただくと時計と同化してしまう程度の誤差です。
アンティーク時計の色合いは、長い年月によって培われたもので、まったく同じ色を出すことはできません。
時計が14金でできているからといって、同じく14金の材料やメッキを使ったとしても色合いは違います。
一般のメッキを使用すると黄色すぎる色合いになりますので、当店ではアンティークに合うように黄色を抑えた色合いでのメッキも可能です。
またローズゴールドやピンクゴールドでは、金に混ぜられている銅の特徴により赤みのある色合いになりますが、メッキ当初は明るい色合いであるものの、数か月後には銅が表面に出るため、より赤みを帯びた色合いになりその色で落ち着きます。