オーダーメイドで製作をさせていただくため、デザインやお選びいただく素材によって、料金は大きく変わります。
例えば同じ数グラムの金具を製作させていただくにしても、銀なら数千円・14金なら数万円というように、材料費だけでも一桁違うことがよくあります。
百貨店やジュエリーショップをご覧いただく際に、銀・金・プラチナの指輪の値段を比べていただくとよくわかりますが、同じようなデザインであっても、値段が2倍になったり一桁違ったりするのに似ています。
正式なお見積りはデザインが決まり素材が決まらないとわかりませんが、非常にざっくりとした金額ではありますが、3万円以上・6万円以上などの概算をお伝えすることはできますので、お気軽に当店までお尋ねください。
< 予算を抑えたい場合はシルバーで >
お選びいただける素材の中で、最もリーズナブルにご利用いただけるのはシルバー(銀)です。
指輪などのジュエリーにもよく利用されているように、宝飾用の素材としてはごく一般的なものです。
素材としては少しやわらかい・傷が付きやすいものになりますので、傷が付きやすいものや平面的な部分が多く傷が目立つ商品ではあまりお勧めできませんが、小さな金具に使用するにはまったく問題はありません。
色は銀色ですが、表面にメッキ加工を施すことで、金にもローズゴールドにもなりますので、ゴールド系の金具を作らせていただくにも、シルバーをお選びいただくことができます。
< 等級や品によって料金は大きく変わります >
ご予算に余裕があれば驚くほど金額を掛けていただけるのが宝石で、その反対に安く仕上げようと思えば、似ている宝石を代用品としてご利用いただくことが可能です。
ジュエリーショップなどで指輪をご覧いただくと、2つのダイヤモンドの指輪で石のサイズも同じなのに、まったく違う値段であることがあります。
素材がまったく同じであればそれは石自体の値段の違いで、最上級のものとそれから1ランク落ちるだけでも値段にして倍ほどの違いがあることが良くあります。
そのためこだわっていただく場合は、最上級の鑑定書をお付けする宝石を使用することもできますし、輝きなどは変わらないもののリーズナブルなランクのものをご利用いただくことも可能です。
< デザインにこだわって質で調節 >
例えば豪華な時計のバンドを作るとして、バンドの全面にダイヤモンドをちりばめるデザインで合計36個のダイヤモンドが必要だとします。
全てに一級品のダイヤモンドを揃えた場合はかなりの金額になりますが、考え方によってはあくまで時計のバンドで、時計が主役なのでそこまでこだわる必要はない・肉眼ではダイヤモンドの等級が違ってもまったくわからない場合もよくあります。
このような場合には、せっかく気に入っていただいたデザインを変えていただくよりも、ダイヤモンドの等級を下げていただくことで、料金自体はかなり抑えることができます。
【 1920年頃の時計メーカーによるデザイン 】
例えば1級品と同等の輝きがありながらもわずかにくもりがあるなど、顕微鏡で確認しないとわからないような違いのものでも、料金的には大きな違いがあります。
さらに少し等級を下げていただいても肉眼ではまったくわからないものですので、出来上がりの商品としてはあまり違いが出ない部分であるともいえます。
またダイヤモンドの代替え品として使われるジルコニアをご利用いただくのも1つの手法で、ご予算が決まっている場合でも華やかな商品に仕上げたい場合には、代替えの宝石を使うことも良い選択肢です。
これはダイヤモンドに限らず他の宝石にも言えることで、等級を下げる・代替えの宝石を使用するというのもお勧めしています。
また宝石のカラット数・サイズが大きくなればなるほど料金は急に跳ね上がりますので、大きな宝石を使う場合には、サイズを一つ落として数を増やすというのもリーズナブルに仕上げる手法です。
< 鑑定書の有無 >
大きなサイズの宝石を使うことが多いエンゲージリングには良く付属しているものですが、宝石を使用する場合には専門機関による鑑定書をお付けすることもできます。
鑑定書発行費用が必要になりますが、特に大きな宝石を使用する場合や贈り物としてプレゼントされる場合には、この鑑定書を付けていただくことで商品がより豪華で意味を感じさせてくれるものになります。
あくまでざっくりとした概算ですが、アンティークの女性用の時計に革ベルトを取り付けられるようにする弧の形をした金具1セットでシルバーベースで2万5千円程度から。
紐タイプのベルトに取り付ける装飾金具をお作りさせていただく場合、ダイヤモンドを入れる場合で素材がシルバーなら5万円程度から、14金の場合で7万円程度からになります。
ベルト自体を作らせていただく場合は、デザインや素材によって大きく料金が変わります。金やプラチナを使って製作させていただく場合は、使用するグラム数も多くなりますので、材料費だけでもかなりの金額になります。
ご依頼いただく商品によって料金は変わりますので、詳しくはお尋ねください。